応募の流れ【日本語パートナーズ】
私は「大学推薦特別プログラム」というものを利用しましたが、調べたところ基本的な流れは同じようです。
流れは以下の通りです。
意向調査
→ 説明会
→ 書類選考(学内)
→ 追加書類提出
→ 面接選考(日本語パートナーズ職員)
→ 内定
書類選考が学内で行われる点だけが、一般応募と異なると思います。
1.意向調査
学内での希望者を把握するために意向調査が行われます。
私は締め切りギリギリに案内されたため、調査の期限を過ぎてから回答しました。
ここで希望者全員に対して、日本語パートナーズ職員による説明会(オンライン)が行われます。
2.説明会
日本語パートナーズの目的や活動内容、募集にあたって求める人物像などの説明がなされます。
企業の会社説明会のようで、30分間の説明の後、30分間の質疑応答の時間が設けられていました。
必死で質問をひねり出してました。笑
ここまでが推薦プログラム独自のものだと思われます。
3.書類選考
書類選考では応募用紙と推薦状の2つを提出します。
一般の方は、まず日本語パートナーズで応募登録をし、書類をダウンロードします。
応募用紙(全4枚)の内容は下記の通りです。
<1~3枚目>
基本情報
氏名や学歴・職歴、趣味特技、外国語能力・資格等、履歴書のように一通り書きます。
中には外国人との交流や協働の経験について書く欄もあり、普段から外国人と接する機会がたくさんあることをアピールしました。
また趣味特技や経験は、後で重要になるので、なるべく日本文化や異文化に関連付けて書くと良いかもしれません。
<3枚目>
設問1)応募理由
どのように日本語パートナーズの事業を知り、どんなところに魅力を感じているかを書きます。
私は長期間にわたり国外の教育現場を経験することができる点と、東南アジアの文化や社会に対する理解を深め、日本文化を発信できる点の2点を書きました。
魅力に感じる部分と自分の経験とを結び付けて納得できるように書いていれば大丈夫だと思います。
<4枚目>
設問2)派遣先での具体的な活動イメージ
日本語パートナーズの主な役割を踏まえ、自分の経験や特技を生かした活動内容について具体的に書いていきます。
日本語パートナーズの主な役割は以下の3つです。
②派遣先校の生徒や地域の人たちに日本文化の紹介を通じた交流活動を行う
③現地の言語や社会について学びを深め、体験を日本に発信する
私は派遣先でどのような授業がしたいか、理由も併せて書きました。
今考えると、現地でどのように日本文化を発信していくかだけでなく、どのように吸収していくかということを書いても良いな、と思いました。
とにかく「私は日本と現地の架け橋として優秀です」というアピールに尽きると思います。
設問3)派遣先での困難
東南アジアで生活するにあたり、どのようなことに難しさを感じるか、またそれを克服するためにどうするか、ということを書きます。
ありきたりではありますが、私は言語について書きました。
設問4)参加経験の活かし方
今後教師になった際にどのように活かしたいと考えているかを書きます。
ここは異文化理解や外国にルーツをもつ子どもたちと接する際に活かす、意外思い浮かびませんでした。
また、一般でも推薦状が必要ですが、会社の上司や友人など誰でも良いようです。
ちなみに私は教授にお願いをしました(明るくて元気、と書かれていました笑)。
4.追加書類提出
書類審査通過後は、追加で書類3点を提出しました。
・健康診断個人票
・健康自己申告書
・新型コロナワクチン証明書
健康診断個人票は、各自医療機関で受診する必要があり、自腹でした。
書類の提出期間は2~3週間程度で、急いで予約したことを覚えています。
5.面接選考
追加で書類提出してから2週間程で面接の日程がメールで送られてきます。
そのメールから約2週間、書類提出からは約1か月で面接が行われました。
面接はオンラインで30~40分で行われ、面接官は4人でした。
聞かれた内容は、提出した書類の深堀りが主です。
私は書類にずっと「留学」という言葉を使ってしまい、「留学と派遣は違うけど、そこのところ大丈夫?」と確認されました;;
また、英語力の確認もされます。
現地の先生と日本文化体験の授業をする打ち合わせという設定で
・どのような授業をするか
・必要な準備物と所要時間
について英語で話すように言われます。
突然だったため、焦って「少し時間をください」とお願いしたところ、快諾してくれたので冷静になれました。笑
6.内定
面接の結果については、面接終了から1か月程度で郵送されます。
その中に内定承諾に関する書類などを返送して完了です。
結構詳しく説明してみましたが、いかがでしたでしょうか。
以外と振り返ると色々あるな、と思いました。
ぜひ参考までにチャレンジしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
読者登録やコメントよろしくお願いします^_^
サエ